保育士転職サイトを利用して転職に成功した24歳女性保育士の体験談

障がい者施設から保育士転職サイトを利用して認可保育園へ転職成功。面接、履歴書対策もスタッフの指導のもと行い、園にも人間性や前職での様子も伝えてもらいスムーズな転職に。

転職に成功した保育士のプロフィール

年齢: 24歳
性別: 女性
地域: 福岡県
雇用形態: 契約社員として入社、2年後に正社員
転職前は社会福祉法人の障がい者施設で児童指導員として勤務し、転職後は認可保育園へと転職しました。

どうして転職しようと思いましたか？

転職を志したきっかけは、働いていた障がい者施設の勤務が人手不足で辛くなった事、自分の時間が全く取れなくなってしまった事にあります。元々夜勤は月に3回か4回だったのですが、職員が体調不良などで休職したり辞めてしまった事で人手が全く足りなくなりました。

元々施設職員になりたいという保育士もなかなかいない為、職員の補充が全く出来ずに、夜勤明けに日勤など滅茶苦茶なシフトが組まれ、気付けば夜勤も6回、7回に増えて月の半分は夜勤で過ごす生活になっていました。

他にも、無免許でも入れる施設でしたので、それぞれが自由に指導を行っていた為によく子供と言った言わないでトラブルになりました。全くと言って良い程共通意識が取れなかったのも非常にストレスになりましたし。

子供をそんな環境に置いてしまう自分の無力さに嫌悪感すら感じていました。体調不良に加えて職員同士のトラブルも激しかった為、転職を志しました。

転職するためしたことや、どのような転職活動をしたか教えてください

私が利用したのは、保育士専用の転職サイトです。登録したその日、または数日以内にすぐに電話が来て希望の保育園や幼稚園を尋ねられ、すぐにスタッフの方との面接の日が組まれました。

そして実際にスタッフの方に面接して頂き、前の施設での様子や次の園で望む事、希望の調整などを行って頂きました。

そして担当のの方に3件まで保育園を絞り込んで頂き、その中でも特に気になった保育園に絞って面接や履歴書対策を行いました。

その保育園の理念、取り入れている保育方法をおさらいし、その保育方法にどんな魅力を感じるのか、他の園や前の施設とはどう違い、その違いにどんな事を感じたかなどを確認しました。

当日も同伴して頂いて保育園側に私の人間性や前の施設での様子についてお話をして頂きました。

履歴書の志望動機、自己PRなどはどのようなことを記入しましたか？

私は今まで障がい者施設でアルバイトを経て就職したので、小学生以上の子供としか接した事がありませんでした。

次の就職先を施設にしようかと考えましたが、施設にしてしまうと保育士のスキルが上がらない事に気が付きました。なので、志望動機には自分のスキルを高め、子供とのより良い接し方を模索する為に保育士を志したと素直に答えました。

また、自分が実習に行かせて頂いた保育園の2歳児クラスの担任の先生が非常に理想的で、子供と保育士の信頼関係もとてもよく出来ていました。

保育園で一日の大半を過ごす事になる子供達が安らげる居場所を作る、その保育士としての姿勢を見習って自分もそんな保育を行いたいと書きました。

また、自分が転職を志した保育園はとある保育法を取り入れる事で職員の意識を共通させ、子供を混乱させないように徹底していました。前の施設で職員ごとに指導が違う為に子供と衝突が多かった事を思い返し、そこに非常に魅力を感じ、子供としてもストレスの少ない環境である事が理想的と感じ、その園を選んだと自己PRには書きました。