臨時職員から待遇の良い公立保育園へ転職した30歳女性保育士の体験談

保育士転職体験-臨時職員から待遇の良い公立保育園へ転職

新卒から臨時職員として勤務していた保育園の更新がなく転職へ。待遇も良い市内の大きな公立保育園へ転職が成功。だいぶ貯金をすることもできました。

転職に成功した保育士のプロフィール

年齢: 30歳
性別: 女性
地域: 青森県
雇用形態: 臨時職員
1年ごと更新の臨時職員として採用後、4年目に契約更新がなく転職へ。

どうして転職しようと思いましたか?

1年ごとに契約更新の臨時職員だったため、3年勤めましたが4年目は契約更新に至らず退職することとなりました。私が勤めている保育園は田舎で、当時は少子化問題が深刻でした。

そのため、園児の人数も年々減少してしまい、園児数に対して保育士の数が多いという状態が数年続いていました。私が退職する前の年、その前の年も1人ずつ職員の契約は打ち切られ、私の順番が回ってきたのだと受け止めることに。

新卒から頑張って働いてきた職場だったのでとても悲しい思いをしましたが、主任以外は正社員にはなれない職場だったし、同級生が正社員になって働いている姿を見ると、転職は前向きに受け止めることができました。

転職するためしたことや、どのような転職活動をしたか教えてください

とにかく職がないという時期があるのが不安でした。1月ごろに退職を言い渡され3月末には退職だったので、それまでに職を決めなくてはならないのですぐに職安に足を運びました。

新年度に向けて人員を補充しなくてはならないようで、保育士の仕事はたくさん募集があり、自宅から通える範囲にいくつかの園の募集がありました。

職安の方と面談を行い、家に持ち帰りどの園で働いてみたいかじっくり考えてから、給料が良く、福利厚生がしっかりしている、ボーナス、通勤手当、残業代、昇給制度有という市内の規模が大きい園に応募してみることにしました。

履歴書の志望動機、自己PRなどはどのようなことを記入しましたか?

履歴書の志望動機、自己PR欄にはこのように書きました。

貴園は家から近いところにあったので、そばをよく通ることがありました。外観が新しくよく整備されていて、園庭も広々としていて午前中には子ども達が遊んでいる様子も見かけたことがありました。

子ども達がとてものびのびといい笑顔で生活しているので、私も貴園で保育をしていきたいと思い、志望いたしました。ピアノが得意で子どもの歌は一通り弾くことができるので、毎日の保育活動や行事の時に生かすことができます。

以前勤めていた保育園では、1歳児〜3歳児のクラス担任をもちましたので、その時の経験を貴園でも生かしていけたらと思います。

面接で聞かれたことやその回答、面接での様子などはどうでしたか?

市内の大きな保育園でした。面接開始早々、圧迫面接というのでしょうか、とにかく威圧的で履歴書の痛いところをついてくるような面接でした。

どうして退職したのか聞かれましたが、上記の理由を丁寧に答えたところ納得はしてくれましたが、退職させられるような人がやっていけるの等言われました。

後から聞いた話ですが、私が応募した保育園は退職者が多く、長く続かない人が多いと市内の保育士の間では有名だったようです。

そうとは知らず就職を焦っていたので、とにかく条件のいい保育園を選んでしまいました。確かに人の入れ替えも激しいので職員の連携がとりにくいということはありました。

ただ、給料面だけはとてもよかったので貯金ができ、経済的な余裕もできたため次の転職活動はゆっくり休んでから開始することができました。働く園を決める時には、同級生のネットワークで園の働きやすさを聞いてみたり、情報を集めてから応募してみるのも大事だと感じました。