【複数担任の人間関係】年齢、経験もさまざまな中での決断

保育士の人間関係 - 複数担任の人間関係

保育園で働くといえば複数担任ですよね。ご存知だとは思いますが、保育園では子どもの人数により配置する保育士の人数が決まっています。そのため幼児は大体1人から2人のことがほとんどですが、乳児の場合は職員・パートさんなども含め複数で子どもを見ることになります。

複数担任では、誰と一緒のクラスを担当するかは、園長や主任などが決めますから自分では選ぶことができません。どう複数担任の中でうまく仕事をしていくか、ご紹介します。

複数担任はメリット、デメリットがある

保育士が1クラスに何人もいると仕事を分担できたり、大勢で子どもたちを見ることができたり協力し合えるため、心強かったり安心感があります。

しかし、一方で苦手な保育士と組むことになってしまったり、保育観が異なったもの同士で仕事をすることになると、意見が合わず衝突してしまったり、ストレスの原因となります。

保育士の経験年数、年齢もさまざま

私が0歳児クラスの担当だったとき、新卒1人とベテラン保育士で転職してきた人が1人、パートさん1人と自分の4人で組んだことがありました。

ベテランの方もこの保育園では勤務が初だったこともあり、私がクラスをまとめていく形になりました。

際年齢も様々、性格も正反対な職員の集まりだったため、私の知らないところで意見の食い違いがあったりし、チームワークが崩れていくことがありました。

複数担任で難しいことがあれば園長・主任に相談を

私やパートさんがいることで、チームワークが成り立っている形になってしまっていたため、自分たちがいない間のクラスが心配でなりませんでした。

そのため、園長・主任に」相談し、間をとりもってもらうこと、そして年度途中でしたが、職員の異動をすることになりました。

チームワークが成り立っていないところで保育はうまく回せません。子どもたちに対しても良い保育を行うことができませんから、私は思い切った園長の判断は正解だったと思いましたし、相談してよかったと思います。

なかなか、人間関係を相談することは難しいですし、告げ口するような形になってしまうのは避けたいところです。ですが、保育をするうえで大切なチームワークが成り立っていなければ、保護者も安心して子どもを預けられません。

もう自分たちで改善していくには難しいと思った場合、思いきって第三者に相談することをおすすめします。そして、それでも改善されなかったり、いっぱいいっぱいになってしまい子どもたちの前で笑顔でいることが難しくなった時、転職を考えてみるのもひとつの方法です。