【新人保育士の人間関係】学ぶことが多い時期、環境悪なら転職を

保育士の人間関係 - 新人保育士の人間関係

保育士1年目、期待に胸を膨らませてやる気だけはあるものの、上手くできないことがたくさんありました。毎日の保育で精いっぱいで、他の職員の方と良好な人間関係を築くなんてところまで頭がまわらない方も多いと思います。しかし、働いていくからには人間関係の構築はとても大事です。

新人保育士は先輩保育士に指導を受けることが大事

私が初めて働いた園は、とても人間関係の良い所でした。先輩方は、私が失敗をするときちんとフォローしてくれたりアドバイスをくれたりし、一年間かけて私を保育士として育てくれました。

学校を卒業して資格を持っていたとはいえ、現場のことはほとんど知らなかったので、最初の一年間は教えて貰うことばかりでした。

そのことは今でも本当に感謝しています。しかしこれが、人間関係が悪いとどうなるのでしょう。働いていた園を退職し、次に働いた園はとても人間関係の悪い園でした。新人保育士は仕事が不慣れなのは当然なのに、あの子は仕事ができない、保育が下手、どうしてそんな事も分からないのと言われていました。

体験したことがないのだから、失敗するのも分からないのも当然のことなのに、まるでイジメの現場でも見ているようでした。新人保育士は育ててもらうものと思っていたので、私にはとても衝撃的でした。

私が新人保育士に心掛けたこと

私は先輩に様々なことを教えていただいたことは本当に感謝していたので、自分の後輩にもそれを返すつもりでフォローやアドバイスを行ってきました。

そのおかげか、新人保育士と人間関係がこじれることもなく仲良くすることができていたと思います。

人間関係の悪い園で働いていた新人保育士は、担任クラスは離れていたのでなかなか接点はありませんでしたが、シフトが合う時に話を聞いたりアドバイスをしたりしました。

また、このような保育環境は本来は違う、新人はきちんと教育をしてもらいスキルアップを目指すべきという話もしました。その話が役立ったのかはわかりませんが、新人保育士は一年で転職をしました。

新人保育士は人間関係が悪いなら転職をおすすめします

私はとても環境に恵まれて保育を学べ、良かったと感じています。新人保育士はやる気と学ぶ姿勢があれば、きっと先輩方も指導をしてくれると思います。

中には運悪く人間関係の悪い園に就職してしまう方もいるかもしれません。1年目はとにかく学ぶことの多い大切な時期だと思いますので、自分の為にならない環境と感じたら転職することも考えてみてください。

1年目で転職は怖いかもしれませんが、今の時代は保育士不足で就職は多々あります。中には、経験豊富な保育士もいいけど、若い方が体力があって助かるという園もありますので(そんな園はベテランの保育士さんが多いので、たくさん学べると思いますよ!)恐れずに転職活動をしてみてくださいね。