【保育士と保護者の人間関係】対応が難しいときは周りの手も借りよう

保育士の人間関係 - 保護者との人間関係

保育園で働くうえで、職員以外の大人と接するのは保護者です。園にいる保護者はどんな方が多いですか?細かく小さいことでも気にするタイプ・大雑把でおおらかなタイプ・一見特に際立つ特徴のない保護者でなくても、実はモンスターだった。なんていうことはありませんか?

保護者も子どもと同じで、信頼関係をしっかり築いていかなければいけません。そんなとき、保護者との関係に悩まされたことはありませんか?ここで事例とともに、解決策をご紹介していきます。

園の保護者は地域性があらわれやすくなる

保育園はその近辺に住む、共働きの家庭が多く利用しますから、地域性があらわれやすくなります。

私の勤めていた園は外国人や片親の家庭が多く、保護者も比較的年齢層の高い保護者が多かったため、子どもに対し非常に関心が高い傾向がありました。

また、どう子どもと関わっていけばよいのかわからなかったり、空回りしてしまったり、不器用な子育てをしている印象を受けたことも多々ありました。

自分の子どもの意見しか聞かない保護者が多い

とにかく自分の子どもの意見しか聞く耳を持たない保護者が多くいました。

その時の出来事やトラブルなどにもよりますが、例えば、子供が自分でふざけていて転んだのに、お友だちに押されたと言って、それを鵜呑みにしてしまい、トラブルに発展してしまうこともありました。

その時は確かに自分がふざけていて転んだことを保育士が見ていましたから、保護者にきちんと事実を伝えることができましたが、保護者は自分の子どもが一番です。

トラブルになってしまうとなかなか難しいことがあります。

保護者対応のポイントは信頼関係

保護者はとにかく保育士が自分の子どもを見てくれているとわかれば安心します。

ですから、普段から顔を合わせたときは何をして遊んでいたとか、誰とよく遊んでいるとか、こんな話をしてくれたとか、一つでも伝えることで安心してくれますし、それが日々続いていけば、信頼関係がうまれます。

少し苦手だな…と思う保護者にも積極的に話かけていくことをおすすめします。なにかトラブルがあっても、この信頼関係が解決してくれます。

保護者対応が難しい時はベテラン保育士に相談を

どうしても苦手だったり、モンスターペアレンツがいる場合は思い切ってベテラン保育士に力を借りることもおすすめです。

また、日々の保護者の様子を園長などに伝えておくと、何がモンスターにさせてしまっているのか、アドバイスをくれますから、いい関係が築けるようになることもあります。

保護者は時期になれば入れ替わります。悩み過ぎず適度に関係を築きながら周りの手を借りて関わっていきましょう。