無認可保育園から認可保育園へ転職した28歳男性保育士の体験談

保育士の転職体験談-無認可保育園から認可保育園へ転職

自分のこれからも考え無認可保育園から待遇も良い認可保育園へ転職。男性保育士を募集している園と運よく巡り合うことができ、スムーズに転職をすることができました。

転職に成功した保育士のプロフィール

年齢: 28歳
性別: 男性
地域: 北海道
雇用形態: 臨時職員
定員30名程度の小さな無認可保育園で勤務していましたが、定員80名の私立の認可保育園に転職しました。

どうして転職しようと思いましたか?

無認可保育園では行事などのイベントが少なく、やるとしても場所や規模を考えてもなかなか難しいものがありました。

特に保護者の方々に子どもたちができるようになったことの発表の場というのを設けるのが難しく、保育園で楽しんでいる、頑張っている姿を見せてあげられないことについてとても残念に思いました。

また、小さな保育園でしたので職員も4,5名で運営していました。自分の保育の質というものを考えた時に、よりたくさんの先輩保育士さんの保育の姿を見ることが自分の成長につながるのではないかと考えました。

最後に、やはり認可保育園の方が待遇的にもよく、働きやすいのではないかと考えたため、転職をしようと考えました。

転職するためしたことや、どのような転職活動をしたか教えてください

知り合いの保育士さんが一人だけいたのでその方に男性保育士を募集している保育園はないかと尋ねてみました。

保育士募集という保育園はたくさんありましたが、このご時世で男性保育士を敬遠して雇っていないという保育園もたくさんあるため、聞いてみることが早いのではないかと考えました。

その結果、男性保育士を募集していてぜひ来てほしいという保育園と巡り合うことができたため、面接を受け、就職という流れです。

ハローワークやその他の転職サイトにも登録はしていたのですが、その方との話がスムーズに進んだため、利用することなく転職することができました。

ただ、履歴書の書き方や面接の心構え、マナーなどはネットを利用して参考にしていました。

履歴書の志望動機、自己PRなどはどのようなことを記入しましたか?

上記の転職をしようと思った理由に書いてる事をかいつまんで書きました。今の環境より貴園で働く方がより自分の成長のためになり、行事などをもっと大きな規模で行いたいことを書きました。

また、自分のPRとしてはまず初めに男性保育士であること。前働いていた保育園では男性という特性を活かして子どもとダイナミックな遊びをしていたこと、雪かきや重たいものを運んだりする力仕事をすべて任されていたことを前面に押しました。

また、ピアノではなくギターを使って歌を歌っていたので、それも子どもたちにとても人気があったことをアピールしました。

ただダラダラと書くのではなく、女性には重たいものもたくさん運べる、ギターを使って少し違う形での音楽を取り入れることができる、など自信を持って書くことで面接での大きなアピールをすることができました。

面接で聞かれたことやその回答、面接での様子などはどうでしたか?

面接では、まずそのとき働いていた無認可保育園の待遇、もし働くとなった場合の待遇を確認しました。

その後、履歴書に書いてあることの確認として出身地や出身大学、どのような経歴で保育士となったのか、保育士を目指すきっかけになったことはどのようなことだったのかなどを聞かれました。

また、その時に男性保育士は一人もいない状況だったので、女性だらけの環境で働くのは大丈夫そうか、女性とのコミュニケーションはうまくとれるか等、働いた時のことを想定した質問が主でした。また、ストレスが溜まったときにはどのように発散するかという質問があったのが印象的でした。

働く人の気持ちを考えてくれて、ストレスを溜めずに働かせてくれるのではないかと思いました。実際に働いてみても子どもがいなくなってからの残業はなしと定められていたり、有給も行事以外の日で取得することができるのでとても働きやすい環境です。

転職を考えている保育士の皆様へ。転職はイメージダウンと思われる事もありますが、私はスキルアップと考えます。転職前のスキルを転職先の保育園などで発揮することで「頼れる存在」となることができます。

また、保育園毎に方針が違いますので、広い視野を持つことができると思います。ぜひ、スキルアップできるよう頑張ってほしいです。