今すぐ実践!書類が多くて書けない保育士さんへ、効率よく書く方法を伝授!

効率よく書類を作成する方法

保育士の仕事で大変だと言われていることの1つに、書類が多いということが挙げられます。毎月、山のような書類が書けないと嘆いている保育士さんもいることでしょう。書類をうまく書くコツや、効率よく進めるコツを紹介しますので、書類の多さに悩んでいる保育士さんは参考にしてみてくださいね。

書類が書けないときは、他のものを参考にする

保育園の昨年までの書類はありますか?もしあるのでしたら、それを参考にすると、書類が書きやすくなります。

例えば年間指導案や月案、週案でしたら、行事は昨年までと同じか似ていると思いますので、それを参考に書きます。

発表会がある月でしたら、○週~▲週まではクラス練習、▲週~◎週まではホールで全体練習など大まかな時期や進行状況が記載されていますので、スケジュールを立てるのに使えそうです。

昨年度の子ども達の進み具合や様子も反省の欄に書かれていると思いますので、自分の案を考える時に参考にできそうですね。

あくまで参考にするだけですので、その年の子ども達の様子に合わせて書くことが大切です。クラス便りも同様に、昨年のものや過去の見やすい構図のものを参考に書くと進めやすいです。

いい表現の仕方や書き出しがわからないという方は、保育雑誌の記事を参考にしましょう。その年齢や月例の子ども達の様子、活動の例が記載されていますので、自分のクラスの子ども達の様子と照らし合わせて参考にすると書きやすくなります。

書類は手を抜くところは抜いても大丈夫

丁寧に書きすぎていませんか?他の保育士と仕事量は同じはずなのに、自分だけ終わらないという方は、少し手を抜いても大丈夫です。

筆者も昔、成長記録の用紙も指導案もすべて鉛筆で下書きしてから清書をし、消しゴムで消すという作業を行っていました。そんなことをしていては、とてもじゃないけれど仕事は終わりません。

書類も数をこなし慣れてくると、ボールペンの一発書きでも書けるようになってきますので、下書きをしているという方は見直してみてください。

不安だという方は、用紙を一枚コピーし、それにざっと自分が理解できる程度の下書きを書いて、本用紙にペンで清書すると消しゴムの手間が省けます。

最近は、失敗したら消せるペンも販売されているので、書類を書くときに便利です。保育園によっては修正テープの使用を認めているところもありますので、使えるのでしたら活用してください。

書類の字はお手帳やおたよりと違って丁寧にかく必要はありません。自分と園の人間が読めれば十分ですので、丁寧に書くよりも効率よく進めることを考えましょう。

書類作成は計画的に進める

書類が多くて面倒だからといって、後回しにしていてはもっと面倒になってしまい、締め切りが近づいてから慌てることになりかねません。

書類は計画的に書き進めることが大切です。その時期の子ども達の様子を書いていくので前倒して進めることはできませんが、例えば子ども達の様子をこまめにメモしておくとか、おたよりの書き出しを考えておくだけでも、書類の効率化につながりますね。

地道で大変な仕事ですが、大切な保育士の仕事です。頑張ってくださいね!