待遇よりも働きやすさを求めて転職した30歳女性保育士の体験談

保育士の転職体験談-待遇よりも働きやすさを求めて転職

大規模な私立保育園の激務で体調を崩し転職へ。待遇は良くても人間関係のトラブルもあり、働きやすい環境を求めて転職、現在は人間関係の園で働くことができ、転職成功。

転職に成功した保育士のプロフィール

年齢: 30歳
性別: 女性
地域: 青森県
雇用形態: 臨時職員
大規模な私立保育園から中規模の私立保育園へ

どうして転職しようと思いましたか?

転職前は市内の大きな保育園に勤務していました。給料がとてもよく、福利厚生、賞与、昇給、残業手当、通勤手当が有りという保育園でした。

金銭面では保育士とは思えないほどよかったのですが、毎日12時間労働は当たり前で帰宅してからも深夜まで仕事をしていましたが、とても追いつけないような忙しさでした。

職員の数が多く、女性の多い職場でしたので、人間関係でのトラブルも大変多く、私は関わりませんでしたが、いじめのようなことも。特に上司からの風当たりがきつく、精神的にも参ってしまい、椎間板ヘルニアになってしまったので、転職を決意しました。

転職するためしたことや、どのような転職活動をしたか教えてください

体調を崩していましたが貯金だけは大分たまっていたので、体調を整えることを第一に考えました。病院でのリハビリの傍ら、職安のサイトを覗いたり、職安にも直接足を運んで自宅から通える保育園を探しました。

給料は安くてもいいので、とにかく環境が良いところで働きたいと思い、気になった保育園の近くに住んでいたり同じ市町村で保育士や役場職員として働いている友人に声をかけ、情報を集めました。

保育士不足というだけあって保育士の求人は山ほどありました。応募しようか迷っているところで、友人からとある保育園で働かないかという誘いがありました。

椎間板ヘルニアの治療をしていることも考慮してくれるとのことで、自宅からは少し離れましたがそちらで働くこととなりました。友人達に声をかけていたことで、自分の理想の環境で働けることになりました。

履歴書の志望動機、自己PRなどはどのようなことを記入しましたか?

志望動機は、園の規模が小さかったので、アットホームで温かみのある印象にひかれたということを書きました。また保育園の方から働いてほしいとお誘い頂いたので、こちらからも是非お願いしたいということ、今までの経験を生かして貴園のために働きたいということを書きました。

自己PRは、ピアノが得意だったのでそのことを詳しく書きました。今まで担任を持ったことのあるクラスなども詳細に書き、どこに配置されても幅広く対応できますということを書きました。

退職理由や椎間板ヘルニアのことは面接の時に直接話すつもりでいたので、履歴書には記載しませんでした。

面接で聞かれたことやその回答、面接での様子などはどうでしたか?

退職理由は聞かれました。無理な働き方をして体調を崩してしまったことを話しました。椎間板ヘルニアは大丈夫なのか聞かれたので、まだ完治はしておらず通院は必要だけど、もう大分回復し、保育には支障のないことも話しました。

ピアノが得意だったのでそこを買ってもらうことができ、採用が決まりました。中途採用でしたので、以上児保育の補佐を務めることになりました。

テーブルなど重いものを運ぶ時は考慮してもらえ、年度が替わるころには椎間板ヘルニアも回復することができました。

職員数が少なく保育士同士がとても仲が良くて仕事の連携が取りやすく、とても働きやすいいい環境でした。やはり自分が働きたいと考えている園の情報はしっかり調べたり、評判のいい園で働くのが一番だと感じています。