外で子ども達と元気に遊ぶことが多い保育士には、帽子は必須アイテムです。帽子は日焼け防止のためだけでなく、熱中症の予防や寒さ対策にもなりますので、園外保育の時には身に着けるようにしましょう。どんな帽子が保育に向いているのか、季節別におすすめの帽子を紹介します。
春はUVカット機能付、つばが広い帽子を
雪が解け始め、日差しがぽかぽかと温かい春は、サンバイザーやハットタイプがおすすめです。
気温が涼しいので、日差しはさほど強くないように感じるかもしれませんが、紫外線は十分降り注いでいます。UVカット機能がついた、つばの広いタイプのものがおすすめです。
キャップもいいですが、派手なものや大きなロゴが入ったものは、保育にはカジュアルすぎるかもしれません。地味なものを選びましょう。
夏は柔らかい素材のハットタイプや首筋までガードしてくれる帽子を
一年で一番紫外線が強く、気温も高い時期です。暑いので帽子をかぶりたくないかもしれませんが、熱中症対策のためにもしっかりとかぶりましょう。
UVカット機能がついたハットタイプのものや、首筋までガードしてくれる帽子もあります。帽子が蒸れてきたときもさっと脱いでエプロンのポケットにしまえるような、柔らかい素材のものだと便利です。
サンバイザーは風の通りが良く涼しいですが、真夏の紫外線の強い時期は、頭のてっぺんをガードしてくれないので不向きです。
秋は天候に合わせてUVカット機能か温かい素材の帽子か選ぶ
夏の刺すような日差しが、徐々に落ち着いてくる秋です。天候にあわせてサンバイザーやハットを使用しましょう。寒くなってくるようであれば、UVカット機能よりも、温かい素材のものを選びましょう。ニット帽を使い始めてもいい時期です。
気温がそんなに低くないようなら、春大活躍するUVカットの帽子も使えますね。
冬は暖かいニット帽や耳あてを
寒さが厳しくなる冬です。暖かいニット帽や耳あてを使用しましょう。ニット帽はカジュアルなデザインも沢山ありますが、保育に合うように派手すぎないものを選びましょう。
雪が積もる地方では、雪に反射した紫外線によって日焼けをします。日焼け対策は怠らないように、つば付きのニット帽をおすすめします。
耳あても便利ですが、あまりモコモコとしたものだと、活発に動いたときにずれたり、子どもの声が耳に届かなかったりしますので、適度なものを使用してください。折りたためるイヤーマフが便利です。
忙しい保育士におすすめ!帽子は店頭以外でも購入可能
帽子は、店頭で購入するのもいいですが、保育士用のエプロンカタログには保育に向いている帽子が載っていることもあります。子どもが好きなキャラクターデザインでかわいらしいですよ。
帽子は服屋さんでも購入可能ですが、UVカットに特化した商品なら、雑貨屋さんに多く取り扱っている場合もあります。また、通販なら種類も豊富で自分の気に入った商品が見つかるでしょう。忙しい保育士には助かりますね。
普段、帽子をかぶらない人は煩わしいと感じるかもしれませんが、保育に帽子は不可欠です。自分のお気に入りの帽子を探して、楽しく保育をしましょう!