保育士をしていてつらいこと3つとその上手な対処法

保育士をしていてつらいこと

大好きな子どもと関わることができる保育士の仕事。子ども好きな人にとっては魅力いっぱいの仕事ですよね。
しかし、子どもが好きなだけでは務まらないことも事実。仕事量の多さや人間関係など、悩みやつらさにくじけそうになることも…。

そんなつらさを抱えたときに上手な対処法を知っていると、前向きな気持ちでまた仕事と向き合うことができますよ。
保育士として働いていて感じる3つのつらいことと、その対処法をご紹介します。

仕事量の多さがつらい!そんな時は優先順位をつける

子どもとの関わりの他にも、保護者対応や事務作業、環境整備に壁面制作までたくさんの仕事を抱えている保育士。その仕事量の多さは保育士のつらさの1つです。

仕事を抱えている状態だと、何から手をつけて良いのか分からなくなり、叫びだしたくなる時もありますよね。

そんな時に、心がけるべきことは仕事に優先順位をつけること。まずは、やるべき仕事を書きだし、終わらせるべき期限が迫っている仕事から優先的に始めます。

優先順位の高い仕事から順に終わらせ、終わったものはリストから消していきましょう。

優先順位をつけることで、やるべき仕事がわかりやすくなると共に、終わった時にリストから消すことで、つらさが達成感に変わりますよ。

人間関係がつらい!あえて積極的に話しかける

保育園は上下関係が厳しいことが多く、園長や先輩保育士との関係に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?中には、園内で保育士同士の派閥があるという場合も…。

まずは積極的に挨拶をしてみよう

同僚の中に苦手な保育士がいる。相手が自分を嫌っているような気がする。先輩にきつく指導されてつらいという時には、あえて積極的に話しかけてみましょう

まずは、笑顔で挨拶から。挨拶を返してもらえないこともありますが、めげずに毎日続けましょう。そのうちに挨拶を返してくれるようになるはずです。

自分から話しかけて相談してみよう

そうしたら次の段階へ。相手に余裕がありそうなときを見計らって、保育や子どものことなど、自分から積極的に話しかけてみましょう。相手が先輩保育士の場合は、相談をするスタンスで。「頼られている」というのは嫌な気持ちはしないものです。

お互いになんとなく苦手意識を持っていただけで、話してみると急激に親しくなることも少なくありません。

その時に気を付けたいことは、他の人の悪口を話題にしないこと。相手が悪口を言ってきたとしても、「そうなんですね」と同意も否定もしない返事にとどめておきましょう。同意をしてしまうと話が曲がって周りに伝わり、「悪口を言う人」というレッテルを貼られてしまう可能性があります。

話す内容は、保育についての相談や子どもの可愛らしいエピソードなど、ポジティブな内容がおすすめですよ。

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保護者対応がつらい!1人で抱え込まないで

保育士の仕事の1つである保護者対応。保護者との関係は子どもとの信頼関係にもつながりますので、大切にしたいところです。しかし、保護者とのやり取りが上手くいかずにクレームが発生したり、時には難しい要望を言われることも実際にはあります。そんな時には、保護者対応がつらい、保護者と顔を合わせる時間帯になると気が重いと感じることもあります。

保護者対応のつらさが理由で退職を考える人も少なくないのです。

保護者対応がつらいと感じた時の1番の解決法は、1人で抱え込まないこと。先輩保育士や主任、園長など一緒に働く仲間に相談をするようにしましょう。

責任感が強く真面目な人ほど、なんとか自分で解決しなくてはと自分を追い込んでしまうことが多いのですが、それでは逆効果。

周りに相談をすることで良い対応方法を教えてもらえることもありますし、主任や園長に間に入ってもらうことで、拍子抜けするほどスムーズに保護者が納得してくれる場合もあります。

そして何より他の人にも悩みを聞いてもらうことで、思いつめていた気持ちがかなり軽くなりますよ。保育士が困ったときに力になるのも、主任や園長の大切な役割です。1人で抱え込まないでくださいね。

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つらい状況が解決しない!そんな時には転職という選択肢も

仕事の優先順位をつけてもそもそもの仕事量が多すぎて終わらない。自分から話しかけても常に無視をされる。

保護者対応で悩み、園長などに相談すると「自分で解決しなさい」と言われるなど、つらい状況が解決できないという場合には、職場環境に問題があります。

どこの保育園もそんな環境というわけではありません。

「つらいから保育士をやめたい」と考えた時には、自分に合った環境の保育園を探すことも選択肢の1つに加えてみてくださいね。

転職をすることで今までのつらさが嘘のように改善される可能性もありますよ。

実際につらい環境から転職して、同じ仕事とはおもえない!と感じたほど環境が変わった保育士もいます。

情報収集するだけでも違ったものが見えてくるかもしれません。コンサルタントと話すだけでも道が開けてくるかもしれません。登録は無料なので、つらい環境を変える第一歩を踏み出してみてください。

2018