保育士の仕事を続けているうちに、膝の黒ずみがひどくなってきたという話をよく耳にします。スカートから見える膝が黒ずんでいたら、ついつい目がいってしまう…私服のセンスが良くても、なんだか悲しくなってしまいますね。膝の黒ずみは適切なケアをすれば、予防も改善もすることが可能です。
膝の黒ずみの原因は、膝をつくことによる刺激
膝の黒ずみの原因は、外部からの刺激や紫外線により、メラニン色素が沈着してしまうことにより起こります。保育士は子どもの目線に合わせたり、抱っこのためにしゃがんで膝をつくことが多いですよね。
子ども達と遊んだり、床や壁の拭き掃除をした時などもよく膝をついているでしょう。それが刺激となるので、保育士は膝が黒ずみやすいといわれているのです。
膝はもともと潤いが少なく刺激に弱い部分です。酷使していると、メラニン色素が解消される前にどんどん蓄積してしまいます。
膝の黒ずみは、サポーターで予防
予防法としては、なるべく膝をつかずに生活するのが一番良いです。しかし、保育をしていて膝をつかないよう意識した生活はとても難しいですね。
おおすすめなのは、ズボンの下にサポーターを付けることです。サポーターがクッションとなり、膝への刺激を和らげてくれる効果が期待できます。
他にも、ぴったりしたジーンズを履いたり、足を組む癖がある方は、膝への刺激になってしまいますので、避けるようにしましょう。
お風呂上りは顔と同じケアをしよう
もし、膝が黒ずんでしまっていても、ケア次第で改善することができます。膝も肌の一部ですので、日常の手入れをしっかり行うことで、肌のターンオーバーが整い、きれいな膝へと戻っていきます。
まず、古くて黒ずんでしまった角質を取り除くために、お風呂でスクラブケアを行い、角質を柔らかくしましょう。あまりこすり過ぎたり頻度が多いと、膝への刺激になってしまい逆効果なので、月に数回ほどだけ行いましょう。
お風呂上りは、顔と同じように化粧水、美容液、乳液で整えます。美白効果のある化粧水は、膝の黒ずみを早く薄くしたい方におすすめです。膝の肌のターンオーバーが整ってくれば、黒ずんでいた角質もきれいになります。
黒ずみ、カサカサがひどい場合はハンドクリームがおすすめ
朝、夜の保湿でも十分なのですが、黒ずんだ上に皮膚がカチカチに硬くなったり、カサカサと粉を吹いてしまっている膝には、日中に気軽にできるケアもおすすめしたいです。
ハンドクリームは、保湿成分がたっぷり配合されているし、保育中もエプロンのポケットにさっと忍び込ませることができ、使いやすいアイテムです。尿素を含んだハンドクリームは、保湿効果が抜群にいいので、手に塗るのと一緒に膝にも塗ると効果的です。
また、ニベアの青缶は、化粧水などのケアの代わりに顔にも使用できる成分なので、おすすめです。チューブタイプもありますので、もち運びにも困りませんね。
膝にある程度潤いが戻ってきたら、肌のターンオーバーの邪魔になってしまいますので、過度な使用は避けましょう。日中も保湿したいときは、スプレータイプの化粧水を使うようにしましょう。
保育士をしていても、女性のきれいなパーツは大切にしていただきたいです。仕事は忙しく大変ですが、膝は毎日のケアが大切なので、頑張って続けてくださいね。