新規オープンの事業所内保育所で主任、施設長として勤務、その後認定こども園に転職されたゆきさんにお話をお伺いしました。転職サイトを利用しての転職ということで、事前に園長先生がどんなか方かわかっての面接でした。
年齢: 43歳
保育士歴: 22年
性別:女性
地域:兵庫県
雇用形態: 事業所内保育園 正職員⇒認定こども園 正職員
転勤命令が出てしまい転職を決意
転職は「保育士バンク」を利用
事前に園長の情報を知っての履歴書作成
面接での実技試験・筆記試験の内容
アレルギー対応について研修経験
クレーム対応の具体策
行政の対応
職員の指導において気を付けていること
職員の勤怠管理の方法
このようなことを聞かれました。
帰る際には「採用」を頂き、担当者にその旨を報告すると大変驚かれました。
保育スキルの向上に転職は良い機会
数字では中々結果の出ない職業ですが、子どもたちや保護者に信頼され、一人一人の成長を見守ることは大変やりがいのあることだと思います。
常に向上心を持っていれば可能性は大きくあります。新たな職場で新たな関係を築いていくことは最初は緊張しますが、その新たな出会いを原動力としてさらに保育スキルを向上させるために転職はいい機会になると思います。
編集部より:事前に面接の準備をしていくことは重要
高齢の園長が読む履歴書は大きくはっきりと
コンサルタントと面接の心得を数回にわたり確認
園の方針や取り組み内容をホームページで確認
実技試験も園に合わせたものを準備
このようにしっかりと面接の準備をすることで、当日はどんな質問が来ても慌てることなく落ち着いて答えることができます。準備しても、準備しすぎるということはありません。園はどのような人物を求めているのか?その園に自分はどうアピールすることができるのか?をしっかりと準備しておくといいでしょう。
「保育士バンク」のような転職サイトのコンサルタントは転職のプロ。そして保育士業界に精通しています。普段から園とやり取りをしているため、園長の人柄や職場の雰囲気も知っていることがあります。今回の場合は「園長がご高齢」という情報を事前に知っていたため、履歴書の準備や面接の準備に生かすことができました。
そのような内部事情は知っておいて損することはありません。面接の対策として、そして入職後に「こんなはずじゃなかった」ということがないよう、事前にできるだ限りの情報収集はしておいた方が良いです。転職サイトはすべて無料で使えるので、コンサルタントと相談しながら転職活動をしていくのがいいですよ。