保育士の人見知りの子供との接し方、ポイントは焦らずに

人見知りの子供との接し方

子どもは元気で素直です。大人が来るとどんな人なのか、興味を持って接する子どもは多いですが、中には人見知りをしてしまう子もいるでしょう。人見知りをする子どもとは焦らず一歩ずつ距離を縮めることが大切です。

小さい子や内向的な性格に人見知りの子は多い

人見知りをする子どもは、年齢が小さい子ほど多いです。もちろん大きい子でも、初めて会う大人には人見知りをしてしまう子はいるでしょう。人見知りは、内向的な性格の子どもに多いようです。

赤ちゃんの人見知りは成長の証

赤ちゃんの人見知りは成長の証

赤ちゃんの人見知りは成長の証

赤ちゃんの人見知りは、知っている人とそうでない人や、いつもお世話してくれる保育士のことがわかるようになったために起こることですので、一つの成長の証といえるでしょう。とはいえ、いつもお世話してくれる保育士でなければ嫌がってしまうほどの人見知りは、保育園で生活するには困りますよね。

なるべくは慣れている保育士が対応するようにしましょう。保育士が休みの時には、同じ保育室にいる慣れた保育士が対応するといいでしょう。

特定の保育士でなければならないという赤ちゃんの人見知りは、ずっと続くものではありません。成長と共に慣れていきますので、焦らずに見守りましょう。

子どもの人見知りは無理に直そうとしない

子どもの人見知りは無理に直そうとしない

子どもの人見知りは無理に直そうとしない

人見知りが一番ひどくなるのは、2~3歳頃と言われています。成長と共に社交的になる子もいれば、やっぱり知らない人は苦手というままの子も…人見知りを直そうとして、無理やり相手と引き合わせようとするのは、子どもの負担になってしまいます。無理に直そうと思っても直るものではありません。

保育園での子どもが人見知りする相手というのは、実習生や新任の保育士、保育園への来訪者、保護者に対してという場合がほとんどでしょう。

来訪者や保護者に対しては対処をするのは厳しいですが、実習生や新任保育士の場合は対応のしようがありますね。

一歩ずつ距離を縮め、楽しい時間を作るようにする

自分が実習生や新任でやってきた保育士の立場の場合は、子どもに歩み寄る努力はできます。人見知りをしている子に無理に接しようとすると、とても泣かれたり驚かれたりしまいます。まずは、その子が自分と接していても大丈夫そうなことを見つけましょう。

例えば、遊びの場面では気を許しやすくなるりますので、少しずつ話しかけてみて、距離を縮めましょう。ダメそうであれば、お友達を交えて遊んでみたりしてください。慣れてきたら、同じテーブルで給食を食べてみるなど、一歩ずつ距離を縮めてみましょう。

保育士自身も無理はせず、なるべく他の子と同じように自然体で接することが大事です。笑顔は忘れず、この保育士といると楽しいと思ってもらえるような時間を作りましょう。

毎日顔を合わせる保育士ですから、いつまでも人見知りは続きません。かといって、その子にもペースがあり、すぐに打ち解けられる子もいれば、根気強く接することでようやく打ち解けてくれる子もいます。

焦らずじっくりと子どもと向き合っていきましょう。