新人保育士の指導がうまくいく4つのコツ

新人保育士の指導がうまくいく4つのコツ

保育士の誰もが通る新人という時代、どのように指導したらいいのか悩む方もいるでしょう。新人保育士は、学校で保育について学んできたとはいえ、保育士としては何も経験がない状態です。新人保育士の指導について、コツや気を付けてほしいことを紹介していきます。

コツ1. 新人保育士はできないのが当たり前

新人保育士がなかなか成長しない、指導が上手くいかないという方は、自分が新人だった頃を思い出してみましょう。

初めて子ども達の前に立った時、初めてのピアノ、製作、体操、遊びや喧嘩の仲裁…最初はなかなか上手くいきませんでしたよね。

初めから上手くできる人なんてどこにもいません。失敗して当たり前という気持ちで見守りましょう。新人保育士は何も知らない状態なので、出来ると思って期待したり、失敗に怒っても仕方がないです。

知らないことは、教えてあげなければなりません。

逆に、新人保育士ができると期待して任せたら失敗した…ということになると、期待していた自分まで疲れてしまいますよね。

コツ2. 新人保育士に気づかせてあげるのが成長の近道

失敗に対し怒るのではなく、こんなふうにしてみたらとアドバイスを教えてあげることはできますね。

新人保育士が自分で気が付くことも大事ですが、全部を自分で気が付くまで失敗を繰り返していては、成長するまでに何年もかかってしまいます。気付かせてあげるのも指導の1つだと考えます。

コツ3. 時には注意も大事、良い所は認めて伸ばしていく

ここから先は新人保育士の努力次第です。分からないことは指導しますが、何度も同じミスを繰り返すようなら注意することも必要です。メモはとったか、見返しているか、ミスをしないためのアドバイスをしてあげるのもいいでしょう。

逆に、成長をしているようであればきちんと褒めてあげましょう。大人でも、誰かに見てもらえている、認めて貰えていると思えると、とても嬉しいものです。新人保育士の良いところを伸ばしてあげるためにも、ささいなことで良いので褒めてあげることが大切です。

コツ4. 自分の保育はお手本になっているか見つめなおしましょう

新人保育士は、先輩保育士の保育の技をよく見ています。子ども達の先生というだけではなく、新人保育士のお手本ともなる先生でいなければなりません。

きちんとお手本になれるような保育をしているか、時々見つめなおしてみましょう。手遊びなどで良い保育テクがあれば、新人保育士に見せてあげると良いですね。

意外と気を使うことが多い新人保育士の指導、大変ですが、自分も新人の頃があったこと、先輩保育士にお世話になってきたことを思い出し、新人保育士さんを良い保育士さんに育ててあげてくださいね。