メイクよりも簡単で、朝の支度の時短にもなるマツエク。利用する人も年々増えていますね。では、保育士としてはマツエクの利用はOKなのでしょうか?
ナチュラルメイクが基本という印象の強い保育士。そう考えるとマツエクはNGなのかも…でも保育士だっておしゃれがしたい!と悩んでいる方へ。保育士のマツエクにスポットを当てて見ていきましょう。
まずは園の方針と先輩保育士の様子を確認
保育園によって保育方針が違うのと同じように、保育士の身だしなみに関する考え方も違います。中にはメイクは基本的にNGという園もありますし、反対に女性の身だしなみとしてメイクをしてきてくださいと言われる園もあります。
メイクNGの園では、マツエクもNGと言われる場合がほとんどです。
メイクOKの園の場合は、先輩の様子を見てみましょう。マツエクをしている先輩がたくさんいるという園では、マツエクを付けても特に何も言われないということです。
反対にマツエクをしている先輩がいない場合には、過去に園長に指導をされた可能性もあります。そうではなくても1人だけをしている状態では、園の中で浮きますので控えた方が良いでしょう。
マツエクを付ける時は長さと量を考えて
メイクOKの園であっても、ナチュラルメイクが基本。なぜかと言うと保護者からの印象は、保育士の見た目にも左右されるからです。長い間関わっていくうちに、外見以外の良さを見てくれるようになる保護者もたくさんいますが、第一印象はやはり見た目です。
保護者は保育士に爽やかで快活なイメージを持っています。そんな中で、我が子の担任が化粧バッチリ、赤い口紅で現れたら保護者はビックリ!保育士は見た目ではなく保育で勝負と言いたいところですが、その時点でマイナスイメージを持たれてしまいます。
マツエクも同じで、先輩保育士も付けているからと言って「マツエクをしてます!」と言わんばかりのボリュームと長さにしてしまうと、保護者からは良い印象は持たれません。
マツエクを付ける時には不自然になりすぎない長さと量を考えましょう。
つけまつげは絶対NG
マツエクが主流になり最近では使う人が減ってはいますが、目元のおしゃれとしてつけまつげを使う人もいます。もちろんプライベートではOKですが、保育中のつけまつげは絶対にNGです。
なぜかと言うと、子どもの誤飲につながる恐れがあるためです。保育士は、子どもの肌に傷を付けてしまったり、誤飲を防ぐために結婚指輪以外のアクセサリーはほとんどの園で禁止されています。つけまつげもそれと同じです。
こんなエピソードがあります。
こんなこともありますので、長さや量に配慮していたとしても、保育中につけまつげを付けるのはやめましょう。
マツエクは園の方針と先輩の様子をまず確認
保育士だっておしゃれもしたいですし、それは決して悪いことではありません。ただ、保育園に勤めている限りは保護者や同僚からどう見られるかという、保育士としての身だしなみを考える必要はあります。
マツエクの利用は賛否が分かれますので、年配の方の中には良い印象を持たない方がいることも頭に入れて、利用する時には長さや量にも配慮しましょう。
これにはビックリ!一緒に担当していた保育士が付けていたつけまつげが取れて落ちてしまっていた様子。自然な感じでしたので、つけまつげを付けているのはわかりませんでしたが、一歩間違えれば誤飲につながる出来事でした。