どんな仕事でもストレスは多少なりともあります。保育士も同じですが、子どもと関わるのが好きでなったものの、保護者・保育士同士の人間関係でのストレスが一番の悩みではないでしょうか。ストレスを溜め過ぎてしまっては身体を壊してしまいます。難しいかもしれませんが、適度に発散、つらい場合は園長や主任に相談してみることも大切です。
保護者第一?ストレスを感じるときは
保育士として仕事をしていて一番悩むのは、保護者の対応ではないでしょうか。保護者の中には、時間が合わないとなかなか会えないということもあります。
お迎えが重なればバタバタして、ゆっくり対応できないことがあります。、一人一人ゆっくり対応したくてもそうもいかない時もあります。
中には理解してくれる保護者もいますが、そうでない保護者もいます。保育士として気を遣うのは当然ではありますが、過度に気を使い過ぎて、ストレスになってしまいます。
保育にもいろいろいと干渉する保護者もいます。「泥遊びはさせないで」などと驚く事を言われたりすることも時にはあります。本来保育は子ども第一なはずですが、近年保護者も変わってきて、保護者がどう思うか、気にする保育になってしまうこともあります。
担任だけで対応しきれない時は、主任・園長に対応してもらいましょう。自分一人で真面目で頑張ることもいいことですが、人に頼る勇気もとても大事です。
保育士同士で感じるストレス
子ども第一、大切なお子さんを預かっているので、保育士同士仕事の事で、厳しい事を言われることもあります。
子どもには「お友達と仲良くね」といっていても、保育士どうしては仲良くできずにトラブルが起きてしまうということもあります。保育士同士での関係の難しさは、どの園では多少なりともあるでしょう。
一番辛いのは、一緒に組んでる同士で問題が起きてしまうことです。ずっと一緒にいるわけですから、相当のストレスとなり、精神を病んでしまうこともあります。そうなると、その人のこれからの人生にも影響してきてしまいます。
「担任だし、年度途中投げ出せない」と責任感が強いと逆に手遅れになることもあります。辛いときは一人で悩まず、園長に相談してみることも大切。自分を守るために時には辞める勇気も必要です。
仕事にしばられて感じるストレス
保育士はおたより制作などの雑務があるため、勤務時間内に思うように仕事を終えられないことがあります。終わらない仕事は家に持ち帰る、そんなこともありますよね。
勤務時間も長く、園によっては休憩も子どもから離れられず休憩のようで休憩じゃないなど、息つく暇がないと、体力的・精神的にストレスが溜まってしまうこともあります。
そして、保護者の方が時間通りにお迎えに来なければ、残業にもなりますし、子どもが帰っても雑務があってすぐには帰れません。そうなると拘束時間は自然と長くなってしまいます。
思った以上の激務に耐えられなくなり、退職するという人もいます。そんな中、休憩時間はなるべく子どもと、離れてひと息つくことも大切です。
ストレス発散!スカッとする事をしよう
子どもと関わるのは好きでも、そのとり巻く環境でストレスは溜まります。持ち込みの仕事もあるでしょうが、休みの日は仕事を一切やらず、考えず過ごす。そんなことも大切です。ただ、これってなかなか難しいですけどね。
でも、仕事を忘れるような趣味をもったり・お酒を飲んだり・買い物したり・体を動かしたり好きな事をして過ごすこれだけでもリフレッシュできるはずです。
「考えない」というのも難しいので、誰かに仕事の話をしてスカッとする。時には泣くのも以外とスッキリしますよ。
ストレスは、本当に恐いものです。仕事において多少の我慢は必要ですが、ストレスで病気になり保育士生命を断たれてしまうこともあります。
せっかく夢をもってなった保育士です。数ある中のたった一つの園で働いたばかりに、自分の保育士生命を断たれるのはあまりにももったいない話。強いストレスを感じるようであれば、まずは主任・園長に相談し、それでも変わらなければ、転職するのも選択肢の一つだということを忘れないでください。