保育士をしているけど、歌が苦手…そんな方もいるでしょう。保育園では毎日のように歌を歌いますので、音痴だと歌う時間が苦痛になってしまいかねません。実は、子ども達は保育士の歌が上手か下手かなんて気にしませんので、元気な姿を見せてあげるのが一番です。すぐに実践できる4つの指導法と練習法をご紹介します。
1. 歌に自信がなくても、子ども達に元気な姿を届けましょう
自分の歌が音痴で自信がない、声の出し方が分からない…そう思って小さな声で歌っていると、子ども達も元気には歌えないし、不安にさせてしまいます。大切なのは、とにかく元気な姿を子ども達に見せてあげることです。
子ども達は、保育士の歌が上手かなんて気にしません。というか、歌の上手下手はまだよく分かっていません。とにかく大きな声を出しましょう。
歌に自信がないなら、歌う前に「みんな元気に歌いましょう!」という声を、大きく出してみるのもいいですよ。声掛けに慣れてきたら、歌の声出しにもチャレンジしてみてくださいね。
2. 歌の指導には、ピアノやCDを活用する
音程に自信がなく、歌の指導が苦手という場合は、ピアノの音に頼りましょう。新しい歌を教える時に、まずは保育士が手本で歌ってあげると思いますが、自信がないからと小さい声では、子ども達にはよく伝わりません。
しかし、ピアノで音程を取りながら指導していけば、子ども達には正確なメロディが伝わります。子ども達も分かりやすく、上達もしやすい方法です。
もしくは、CDを使いながら行うのもいいでしょう。
3. 音楽が苦手にならないように、ピアノの上達を目指す
歌が苦手だからといって、ピアノまで苦手なままだといけません。歌が上手くなくても、伴奏が上手な保育士となら、子ども達も楽しく歌えますね。
歌も苦手、伴奏もつっかえつっかえでは、子ども達はいよいよこの保育士は音楽が苦手なんだ…と気が付いてしまいます。
ピアノは練習次第でいくらでも上手くなれますので、頑張ってみましょう。
4.歌のお兄さん、お姉さんを参考に練習する
歌のお手本として、子供向け番組の歌のお兄さんとおねえさんを参考にしてみるという方法があります。
どのような歌い方をしているのかだけでなく、歌への導入や子ども達の気の引き方なども、とても参考になりますよ。子ども達との話題作りにもなります。
テレビを見ながら一緒に歌ってみるのもいいし、CDもありますので聞いてみてください。とてもいい練習になりますよ。
子供向け番組はNHKやBSでも様々なチャンネルで毎日のように放送されていますのでチェックしてみてくださいね。
子ども達と元気に楽しく過ごすことが一番
保育士であれば歌は上手な方がいいのでしょうが、上手い下手は関係ありません。それに、毎日続けていれば、少しずつでも歌も上達することでしょう。とにかく、子ども達と元気に楽しく過ごすことが大切です。