【保育士2年目】責任を感じ始めた保育士2年目

保育士2年目 Story:01

私が保育士になり2年目のことです。それなりに保育技術も身に付き、同期の先生と一緒に1、2歳児クラスの主に2歳児の担任をもつこととなりました。1年目は先輩にフォローを入れていただきましたが、これからは同期同士で支えあわなければなりません。とても大変な1年間となりました。

保育士としての責任の重さを感じた2年目

1年めは失敗続きが当たり前。しかし、同じ失敗は2回も繰り返してはなりません。自分の行動に責任を感じました。

1年目の失敗を反省し、うまく立ち回れたこともあれば同じ失敗を繰り返したこともありました。先輩方はフォローしてくれますが、1年目以上に気持ちが凹みました。

動が慎重になり、自分の思い描く保育はできていなかったかもしれませんが、繰り返すうちに失敗自体も少なくなっていったように思います。

特に誕生会などの行事には手ごたえを感じました。1年目は途中で飽きていた子ども達が、私の司会で楽しんでくれていたのです。私も少しは保育の技術が身についてきていたのだと感じました。

うまくクラス運営ができずに悩んだ2年目

2年目は同期の先生と組んでいましたが、うまくクラス運営ができませんでした。2人とも2年目とはいえまだまだ未熟です。

フォローし合うということができず、足の引っ張り合いのような形になっていて、頑張っても空回りしているような状態です。今まで先輩にどれだけフォローしていてもらっていたか身に染みました。

担任である以上責任は自分にあるので、1年間試行錯誤しながら2人で支え合って頑張り、1年目の何倍も成長したように感じています。

子ども達の成長が嬉しく感じた2年目

私は小さい子が好きだったので、未満児クラスの担任が持てたことは本当に嬉しく思っていました。未満児クラスはトイレトレーニングや食事の仕方、着替えなど、初めて覚えることが沢山あり大変でした。

イヤイヤ期も少し入っていたので大変でしたが、出来ないことがひとつひとつ出来るようになる姿を見て、成長を一緒に喜べることがとても嬉しかったです。1年目は子どもの成長を喜ぶ余裕もなかったということも感じました。それだけ心に少し余裕ができていたのかもしれません。

保育士としての2年目を振り返って

ただ必死に頑張っているからそれでいいんだよ、とは言えません。同じ失敗は繰り返さないよう努力が必要だと感じました。それができていたかと言えば、十分ではありませんでしたし、まだまだ自分は未熟だったと感じています。

しかし、1年目の経験の失敗の経験も上手くできた経験もすべてを生かして、視野を少しだけ広げることができ、心にもいくばかりかの余裕ができていたと思います。成長の幅は、1年目よりも大きかったと思います。

転職した同期、スキルアップを考え始めた2年目

転職については、私は全く考えていませんでしたが、一緒に頑張った同期が転職しました。

担任を持ったので、仕事量が多くて辛かったようです。また、私が働いていた園は臨時職員から正職員になるということがなく、主任以外は臨時職員のまま昇給もなし。

日給制で給料も他に比べて安かったというのもあったのだと思います。私も心のどこかで、このままこの園にいたら自分のスキルアップには繋がらないというのは感じていましたが、職場の人間関係がとても良好だったし、まだこの園で学べることはあると思い、残ることにしました。