保育士として働きだしてから3年目。すべてに慣れてきたことで、子どもたちはもちろん保護者とも親しく、密にいい距離感で関わっていけるようになりました。また、保育士の入れ替えも多く、新人が増えたことで、人間関係の作り直しとなりました。
発言したり意欲的に動けるようになった3年目
保育士の中でも会議や話し合いで、自信を持って自分の意見をだしていくことができるようになりました。
また、間違っていることや相手にとって足りないところを指摘しあったりと、よりよい保育ができるよう精進していこうとする余裕ができました。
自分が保育していて、わからないことを素直に意見したり、改善していきたいところを挙げたりと意欲的に動けるようになりました。
残業の多い日々、サービス残業に疲れ果てた3年目
残業が相変わらず多く、自分の仕事は終わっていても他の保育士の仕事を手伝ったりという連鎖が連鎖を呼び、なかなか帰宅できない環境になってしまっていたことです。
同期4人と食事しに行く約束をしても、全員同じ時間のシフトのはずが、上がる時間がバラバラ…4人中2人参加できなくなったといったことは日常茶飯事でした。
楽しみもつぶすことになり、サービス残業ばかりで苦になってきていました。
子どもたちの成長が見えて嬉しかった3年目
保育もわかってきたし、子どもたち一人一人の成長が目に見えてわかることがうれしくもあり、楽しかったです。
1年目の時はこんなに小さかったのに、今では一人でお着換えできるようになったんだね!とわかることはとにかく感動しました。
子どもたちと一緒に自分も成長できていたらいいな…と思いながら、連絡ノートや日誌を前年度と比較しながら記載していました。
妊娠して体力の限界を感じ始めた3年目
特に困ったこともなく、平凡にトラブルなく仕事をこなしていました。妊娠していたこともあり、子どもたちの優しさに触れながらゆっくりと職場の保育士たちの手を借りて、臨月まで働くことができました。
正直なところ、やはり残業や仕事量、体力勝負なところが妊娠してから限界に近く、早く切り上げたりはもちろんさせてもらえましたが、逆に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
出産を気に退職、働けていればもっと頑張っていたかも
今回、妊娠出産を機に退職しましたが、もしこのまま普通に働いていける状況であれば、まだ転職せず、頑張っていたと思います。
実際働きながら転職先を探して見学にいって…ということが難しく感じたからです。
ただ時間をかけてでも転職したいという気持ちがあった場合は可能だと思いますが、妊娠をしたことで少し考えが変わったように思います。職場で他の保育士の力を借りながらやってこれたことも多く、昨年まで感じていた辛さも少し薄くなりました。ただ、働いていた園で転職していった保育士は毎年多くいました。