【保育士1年目】先輩をお手本にしながら対応力を身につけた新人時代

保育士1年目 Story:03

保育士として初めての勤務となった1年目。任されたクラスは4歳児で少人数でしたが、毎日が緊張と不安でいっぱいでした。しかし、1年目だからこそ学べる、失敗して当たり前精神で貴重な1年を過ごすことができました。

子どもが嫌いだったのに保育士を目指した理由

実は私は小さいころ、子どもが苦手でした。泣くし、大人に甘えるし、自分も子どもなのに何か納得いかず避けていました。

ところが中学生の時、家庭科の授業で初めて保育園を訪問し小さな赤ちゃんと関わった時、今までの避けていた理由がわからないくらいとにかく可愛くて、ずっと抱っこしていたくて、愛らしいと感じました。

それをきっかけに子どもと関わる保育士になりたいと思うようになりました。

初めて保育士として勤務して知った事務作業の多さ

保育士として働くことを夢見ていましたから、とにかく苦に感じることはありませんでした。何もかも初めてのことだらけ、先輩たちに教えてもらいながら毎日が実りのある日々でした。

意外にも、事務作業が多く手間どうことが多く保育士の裏の仕事の忙しさを思い知らされました。

残業が多くモンスターペアレンツの対応に疲れ果てた1年目

職場環境は良く働きやすかったのですが、保育士不足と言われる原因の一つ、残業が多く次の日早番だったりすることもあり、そこが辛いと思いました。

給料も安いうえに、実質休憩時間もまともにとれず、サービス残業ばかり。どこの職場もそうだと思いますが、他を知らないからこそ、続けることができました。

また、保護者との関わり方は難しく、話す言葉ひとつひとつに気を遣ったり、モンスターペアレンツへの対応は、何か問題が起きてしまった時は周りの手を借りて乗り越えていくことができましたが、乗り越えていかなければいけない壁だと思いました。

多忙でも子どもたちの笑顔にやりがいを感じられた1年目

初めて受け持ったクラスですから、思い入れは強く、毎日楽しく過ごすことができました。

特に毎月あるイベントの準備は大変で、担当となればさらに忙しく気が遠くなりましたが、終わった後の達成感、子どもたちの笑顔を見ることができるとやりがいを感じました。

先輩をお手本にしながら対応力を身につけた1年

楽しく過ごすことができた裏では、保護者とすれ違いが起きてしまったり、子ども同士が慣れてくれば慣れてくるほどトラブルが起きたりと、様々なことがありました。

しかし、きちんと自分も向き合って対応していこうと、先輩をお手本にしながら対応力を身に着けていくことができました。

転職は全く考えなかった保育士1年目

保育士として働き始めた1年目はとにかく忙しく、仕事に慣れるので精一杯でした。転職については全く考えず、早く一人前に仕事がしたい、そんな風に思っていました。