大学で障がい児保育を学び、新卒で認可保育園で2年働き、その後さらなるスキルアップを目指して児童発達支援施設へ転職したまささんにお話をお伺いしました。転職する時は迷いもありましたが、転職後はものの捉え方や考え方も変わり、保育士として成長できたことを実感されています。
年齢: 26歳
保育士歴: 6年
性別:女性
地域:宮城県仙台市
雇用形態: 認可保育園 正社員⇒児童発達支援施設(親子通園施設) 正社員
専門的な場所で1から学びたいと考え転職を決意
また、クラスを運営する中で、しっかりと子どもたちの気持ちを理解して必要な支援をしてあげたい、専門的な場所で1から勉強し、子どもたちだけでなく保護者の方々のサポートもできる保育士になりたいという思いが強くなった為、転職を考えました。
ハローワークで児童発達支援施設へ応募
どうして自分が転職しようと思ったか
本当にこれで良いのか
きっかけは何だったのか
自分は将来どうなりたいのか
ノートに書いてまとめることで、自分なりに整理して前に進む気持ちが固まったと思います。
履歴書や職務経歴書は自分の良いところをアピールして書く
そして、その保育園で学んできた知識は今後もしっかりと生かしていきたいこと、精進していきたいことまとめました。
例えば、1年目は〇〇クラスの担任で取り組んできたことなどを書き、1年目と2年目は分けて記載しました。自分の良いところをたくさんアピールする気持ちで書くとより相手にも伝わるのではないかなと思います。
女性特有の質問、結婚や出産についても聞かれた面接
実技試験は特にありませんでしたが、作文を書きました。そこではこのような時、保育士のあなたならどうしますか?というお題でしたので、今までの実習、現場で2年間携わってきたことを思い出しながら、自分ならこうするという保育観を段落に分けながら書きました。それもやはり現場での経験が生かせたと思います。
転職は人生のレベルアップ
やりたいという明確な気持ちもあったからこそ勇気を出しましたが、最初は本当にこれでいいのかとたくさん悩みました。私は転職して、保育士としての自信を持てるようになりました。知らなかったこともたくさん学べて、あの時勇気を出して正解だったと思っています。
編集部より:
転職する時は、少なからずとも迷いがあると思います。特に、今の職場環境には満足しているけれど、自分の将来ややりたいこと、スキルアップを考えると他の環境へ行った方が良い気がする、というケースです。
この場合、転職へと一歩踏み出すのが大変だと思いますが、転職はしなければいけないわけではありません。
まずは自分を見つめなおし、自分がどうしたいのかを考えてみてください。まささんがされていたように、ノートに書きだしてみるのも良いですね。そして、どのような選択肢があるのか、情報収集してみてください。どこかでつながってくるかもしれません。
1人で考えたり悩んだり、情報を集めるのは大変だと思います。そんな時は保育士転職のプロ、コンサルタントの力を借りてみるのも方法です。業界に精通しているので、どんな選択肢があるのか、どのようなキャリアプランがあるのか相談にのってもらえるはずです。
もしかしたら、自分が思ってもみなかった道が開けてくるかもしれませんよ。