保育士が知っておきたい寝かしつけのコツと睡眠パターン

睡眠パターンと寝かしつけのコツ

保育園では子育て同様いろいろと悩みがあります。その中でお昼寝についても、悩む保育士さんも多いでしょう。保育園で昼間活動すれば疲れるのに、なかなか眠れない子どもいます。「どうやったら寝る?」とあまり力まず昼寝は寝なくても良いと、気を楽にしていてもよいでしょう。

寝なくてもいいっか、そのうち寝るでしょう。という気楽な気持ちでいるのも寝かしつけのコツになりますが、少し寝かしつけについて、考えてみましょう。

お昼寝のコツは環境づくり

寝る前はおとなしく

まず寝る前、つまりお昼ごはんの後はなるべく興奮させずに、おとなしく絵本などを読んで落ち着いた遊びで過ごします。寝る前興奮状態にならないようにしましょう。

徐々に暗くし睡眠を誘う

そして徐々に明かりをけして、暗くしていきましょう。人間は明るくなると活動を始め、暗くなると身体を休めます。これは光を浴びる事で脳が判断します。そのため雰囲気作りがコツになります。

一人一人の寝かしつけ方を知る

寝る時は、歌を歌ったり、お話をしたり、しトントンしながら寝かしつけます。中には、静まり返って急に寂しくなる子どもや、家での寝かし付け方でないと寝ない子どももいます。

一人にかかりっきりなれない時もありますが、できる余裕がある時には、抱っこをしたり、添い寝をして寝かしつけてあげるのも子どもは安心して眠れます。

なかなか寝ない子の睡眠パターンを知る

昼寝の位置づけは?と考えた時なぜこの子が寝ないのかも見えてきます。

一日の必要睡眠時間の補充

年齢によって1日に必要な睡眠時間があります。そのため、単純に考えると夜遅い子は昼間眠くなり、睡眠が足りてれば眠くなりにくくなります。

よくある睡眠パターン

「夜遅いのに、昼寝をしない」という子どもは、もしかしたら睡眠パターンが、ズレている可能性があります。
例えば、お迎え後に夕寝をしているという場合もあります。

また昼間の活動中に眠くなるという場合もあります。夜寝るのが遅いのが原因で、昼間の睡眠パターンもずれ、昼寝の時間は眠くならないのかもしれません。

子どもが日中の活動に支障が出ていたら、あまりプレッシャーをかけず、保護者の方と相談してみることも必要です。

昼間の活動の疲れ

一人一人体力などの個人差もありますが、昼間の活動で今日はよく遊んだと思う日は子どもも、良く寝ていませんか?

逆に今日は雨で、あんまり遊べなかったなと、思うときは、起きてる子多くありませんか?昼間の活動で疲れればよく寝ます。

今回は寝かしつけについてでしたが、あまり寝かせることだけに注目せず、「よく食べ・よく遊び・よく寝る・よく笑う」をトータルで考え、どこか欠けていれば何か招じてきます。、睡眠だけに注目せず、全体を見ていく事が大切です。