最近では、春に運動会を行う保育園も増えてきましたが、9月や10月に運動会を開催する保育園も多くあります。
9月に入ると本格的に運動会の練習や準備が始まり、毎日が忙しく過ぎていくということも。まだまだ暑さも残ります。忙しさと暑さとで体力的にも辛い時期ですよね。
そんな忙しい9月を上手に乗り切る4つのコツをご紹介します。
終わらせるべき仕事をリストアップする
運動会は作り物だけでもかなりの数があります。まずは、終わらせるべき仕事を期限ごとにリストアップしてみましょう。
入場門、退場門、プログラムなど全体で使うアイテム
保護者への配布書類
保護者、職員競技で使うアイテム
こちらは運動会で必要な物のほんの一例です。運動会のテーマや行う競技によってはもっとたくさんの作り物が必要な場合もあります。
自分が作らなければならない物。作るべき期日を書き出して、作り終わった物はリストから消していきましょう。
やるべき仕事が分かりやすいので、焦らずに進めていけますよ。
練習は計画的に!必ず予備日を決める
子ども達と行う練習は、余裕を持った計画を立てましょう。ある程度子どもの姿も予測しておくと計画が立てやすくなります。
しかし、計画通りに行くことばかりではありません。戸外の練習は天候に左右されますし、練習の進み具合によっては、同じ練習を繰り返し行う必要もあるからです。
そのため、予備日の設定は必須。運動会が近くなってから焦って練習…ということにならないようにしいてくださいね。
ただ毎日練習を取り入れていると、乳児クラスの子ども達は特に、運動会当日を迎える前に飽きてしまう可能性もあります。
本番を1番良い状態で迎えるために。事前に設定している練習日であっても、子どもの様子を見ながら減らす工夫も必要です。
子ども達が楽しみながら練習できるようにしてあげてくださいね。
自分の体調管理も大切な仕事!休める時に休む
行事前になると、毎日残業が当たり前の状況に。いつも以上にハードな仕事と残業を重ねていると、知らず知らずのうちに身体は疲れています。
どんなに準備を頑張っていても当日体調を崩してしまっては、その頑張りも報われませんよね。つい自分のことは後回しになってしまいますが、休める時にはゆっくりと身体を休めることも必要です。
週2日の休日のうち、少なくても1日は持ち帰り仕事をせずに身体を休める
9月は極力旅行など遠出をする予定は入れずにゆっくりと過ごせるようにする
行事に向かって突き進むだけではなく、自分の身体を労わる時間も大切にしてください。
忙しさが解消された後の楽しみを持つ
毎日を忙しく過ごしていると、突然全てを投げ出したくなってしまう瞬間もあります。忙しすぎて、身体と気持ちが付いて行かないのですよね。
そんな時には、行事が終わり忙しさが落ち着いた時の楽しみを用意してみましょう。
仲の良い同僚と飲みに行く計画を立てる
頑張った自分へのご褒美として、欲しかった物を買う
自分がその楽しみに向かって、忙しさを乗り切る活力となれば何でも良いのです。自分なりの楽しみを見つけてみてくださいね。
9月、10月に運動会を控えている場合には、まだ暑さの残る9月にその忙しさを乗り越えなくてはなりません。
そのためには、準備も練習もしっかりとした計画を立てることから。子どもも保育士も、本番を良い状態で迎えられるように、楽しみながら行事に向かっていきたいですね。