保育士が体力の限界を感じたときに試すべき5つのこと

保育士は体力勝負の仕事。それは分かっているけれど、毎日の積み重ねで身体が辛い、体力の限界を感じることもありますよね。
体力の限界を感じているにも関わらず、無理をしてしまうと体調を崩す事態にもなりかねません。

そうならないためには、日ごろから体力を蓄える生活を心がけること。

そして、自分に合った身体を休める方法を知ることが大切です。

体力の限界を感じた時にぜひ試してもらいたい5つのことをご紹介します。

寝る前の軽いストレッチで身体をほぐす

保育中は子どもを安全に見守るために、身体も気持ちも張りつめている状態です。身体が緊張している状態で就寝すると、しっかりと疲れが取れないこともあります

身体の緊張をほぐしリラックスして眠るためには、眠る前のストレッチが最適です。

特に決まった方法ありませんので、リラックスできるように少し体を動かしてみてください。例えば、こんなストレッチがあります。

 足を伸ばして座り身体を前に倒す
 横になった状態で腕と足を思い切り伸ばす
 足を広げて立ち、腕を身体に巻き付けるように揺らす
 肩に力を入れて持ち上げ、力を緩めて脱力する
 身体の力を抜いて首を回す

ストレッチは身体に負担がなく気持ち良いと感じる程度に行いましょう。身体がほぐれて気持ちよく眠れますよ。

休みの日は頑張りすぎずに過ごす

残業や持ち帰り仕事が多い保育士の仕事。平日はほとんどプライベートな時間がありません。その分、休みの日には、やりたいことが盛りだくさん。家事も終わらせて遊びに行って、忙しく過ごしている方も多いのではないでしょうか?

もちろん外に出掛けてストレス発散も重要ですが、知らず知らずのうちに身体には疲れが溜まっています。

たまには、全く予定を入れずゆっくりと身体を休める時間も大切です。好きなだけ朝寝坊をしたり、ぼーっと過ごす時間を持つことで身体の疲れが取れていきますよ。

体力の限界を感じたら、頑張りすぎない休日を作ってみましょう

終わらせなくてはならない仕事は朝に回す

持ち帰り仕事を終わらせなくてはならない。しかし、疲れていて仕事にも集中できない。そんな時には、夜はきっぱりと寝てしまいましょう

疲れている状態で仕事を続けても、体力が削られるばかりで仕事ははかどりません。

それよりも夜は早めに寝て、体力を復活させることが先決です。その分、翌朝1時間早く起きて、仕事に取り組んだ方が効率的に仕事ができますよ。

日頃の体力作りは通勤時間に取り入れる

少し前までは同じように仕事をしていても体力の限界を感じることはなかったのに、今は体力の限界を感じるという場合は、基礎体力が落ちている可能性があります。

日頃の体力作りで、基礎体力をアップさせましょう。

そうは言っても忙しい毎日の中で、運動の時間を捻出するのは難しいですよね。

そんな時には、通勤時間を体力作りの時間にすることをおすすめします。

 駅ではエスカレーターではなく階段を使う
 駅からバスに乗っていた区間を徒歩にする
 自転車通勤が可能であれば、電車から自転車に切り替える

少しの工夫で通勤時間が体力作りの時間になりますよ。

しかし、身体が疲れきっている状態の時に、体力作りを始めてしまうと益々疲れて逆効果です。質の良い睡眠や休みの日にゆっくりと過ごして体力が回復してから、取り入れるようにしてくださいね。

気持ちのリフレッシュも大切にする

体力の限界を感じる裏には、仕事に対する悩みやストレスが隠れている場合もあります。気持ちが落ち込んでいると、身体も疲れやすくなるからです。

身体を休めると共に、自分の気持ちとも向き合ってみましょう。

仕事に対する悩みがある場合には、周囲の人に相談する。ストレスを抱えている場合には、家の中で身体を休めるのではなく、思いきって外に出た方が気持ちがすっきりとする場合もあります。

気持ちがリフレッシュすると、身体の疲れが軽減されることもあります。

身体と心は連動していますので、体力の限界を感じた時には自分の心も労わってあげてくださいね。

どんなに体力に自信がある保育士であっても、毎日身体を動かして子どもと遊び、残業や持ち帰り仕事もこなし…という状態では、必ず体力の限界を感じる瞬間があります

大切なことは、体力の限界を感じたときの対処法を知っておくこと。休めるときにゆっくりと身体を休め、良質な睡眠を心がけることで自分の身体を労わってあげてくださいね。

それでも常に身体が疲れているという場合には、運動量の少ない保育園への転職も1つの方法です。保育方針やカリキュラムは保育園によって全く異なりますので、自分の体力に合った保育園を探すことも視野に入れてくださいね。

2018