風邪で仕事を休むのは気が引けてしまいますよね。それに熱といっても、何度から休めばいいのか、気になるところですよね。保育士は、子どもと関わる仕事なので、無理は禁物。風邪をもらいやすい環境にいるので、普段から体調管理をしていてもかかってしまいます。無理して仕事をして風邪を長引かせてしまうより、思い切って休んでしっかり治した方が周りにも迷惑がかかりません。
保育士の熱も園児の熱の基準と同じに考えよう
多くの保育園では「園児は37.5 ℃以上あったら休んで下さい。」しているところも多いのではないでしょうか。同様に、保育士も37.5 ℃以上の熱を目安にするのが一番分かりやすいですね。
ただ、人それぞれ熱に対して感じ方も違います。医学的に37℃から微熱とされているため、37℃で辛いと感じる人もいるでしょう。
熱が37.5℃以上あってもなんともないと感じる人もいますが、この場合は他の症状も含めて判断したほうが良いですね。熱が低めでも辛いときはお休みして体を休めるようにしましょう。そして必ず病院に受診し、しっかり治すことが重要です。
仕事をしていると、体調が悪くなり始めても病院に行く暇がありません。しかし、我慢して酷くなるよりも、思いきって早退をしてでも「病院に受診したい」とお願いすべきです。
休むことは気が引けてしまいますが、割り切って病気を治す事を優先に考えていきましょう。
体調が悪く感染症の疑いがあれば保育士も休むべき
明らかに体調が悪いと感じるときは休もう
咳や鼻水程度ならマスクをして、感染を予防はできますが、すぐに病院に受診は必要です。
そして、思いきって休むべき症状は、熱があろうがなかろうが、明らかに体調が悪く「仕事どころではないと」思った時です。熱がありボーっとしていたら、子どもの安全は確保できますか?
熱がなくても、下痢や嘔吐をしていたら、何度もトイレに行けば仕事どころではありませんし、感染する疑いもあります。
保育園で流行する病気は保育士も注意が必要
一番気を付けなければならないのは、感染症の病気です。子ども達に流行し、保育士自身も体調が悪くなり始めたらすぐに、このような感染症の病気を疑った方が良いでしょう。
- インフルエンザ
- ノロウイルス
- ロタウイルス
- 溶連菌
- 手足口病 など
このような病気は園児や他の保育士にもうつしてしまう可能性が高いので、休みをもらってしっかりと治すようにしましょう。急に休むのは本当に気が引けてしまいますよね。しかし、子どももしょっちゅう風邪をひいている環境の中での仕事なので、誰もが風邪をもらう可能性があります。
こればかりはお互い様でもあります。無理をして仕事をしていても、最終的にはまわりに迷惑をかけてしまうので、休みをもらってしっかり治しましょう。