【保育士の妊娠】妊娠中の無理は禁物、でも仕事には責任をもって

保育士の妊娠

保育士をしている人なら、自分の子どもができることは喜ばしいことですよね。しかし、クラス担任を持っていたり、保育士の人数が少ない園に勤めていたりすると、産休や育休を取得することに不安を感じることもあるでしょう。私が妊娠した時の園への報告の時期や気を付けたことなどをご紹介しますね。

妊娠報告は安定期に入ってから主任と園長に報告

私が働いていた園では、歳の近い保育士が3人も同じ時期に妊娠をしてしまいました。そのため、園長へ報告しづらい状況でした。

それでも報告しないわけにはいきませんので、安定期に入ったら報告しようと考えていました。ただし、妊娠初期は何があるかわかりませんので、複数担任制で同じクラスを担任していた保育士にだけはすぐに伝え、仕事をフォローしてもらうようにしました。

安定期に入ってから園長と主任に報告し、会議の場で全職員に伝えました。私の職場では嫌な顔をする人はおらず、仕事をフォローしてもらったり、妊娠中のアドバイスをもらったりと良い環境で仕事を続けることができました。

出産を経験した保育士が多く働いていたことがよかったのだと思います。

妊娠中は体調管理が大切

保育士を続けていると、子ども達と体操やお散歩をして動き回ったりと、適度に運動ができたことは大変良かったと感じています。

しかし、予測不可能でよく動き回る子ども達に囲まれていたので、ぶつかったり転倒したりということはしないように気を付けました。

乳児クラスの担任をしていると、抱っこやおんぶは必ずしなくてはなりません。中には察してくれて代わってくれる保育士もいましたが、そうでない保育士もいます。

辛くなったり、お腹の状態がおかしいと感じたら、自分から声をかけて代わってもらうことはとても大事なことです。なかなか言いだしにくいことですが、何かあってからでは遅いので、自分のお腹の子どものことを第一に考えてくださいね。

もし、入院ということになってしまったら、より保育園に迷惑をかけることになると思ったので、自分の体調管理はよく気を付けていました。

無理は禁物、でも仕事は責任を持って行う

周りの助けを借りられたため、無理をしたり大きく体調を崩すこともなく出産予定日の2か月前まで働き、そのまま産休を取得した後に退職することとなりました。

妊娠中はできないことがとても多かったのですが、フォローしてもらうことを当たり前と思わず、自分にできる仕事は率先して手伝うにしていました。

そのためか、嫌な顔はされることなく円満に退職することができました。妊娠の報告はしづらいものですが、中にはお祝いしてくれる保育士さんもいるはずですので、遠慮せずに報告しても大丈夫です。