保育士と保護者の人間関係が辛い…辞めたいと感じたときにできること

保育士と保護者の人間関係が辛い…辞めたいと感じたときにできること

保育士をしていて、保護者と合わないということは良くあることです。悩み過ぎると辞めたい…と考えることも。保護者との関係が上手くいかない理由には、どんなことがあるのでしょうか。

理不尽なクレームが多い保護者との関係

保護者は、自分の大切な子どもを保育園に預けています。納得ができないことがあれば、クレームを入れることもあるでしょう。

しかし、それが理不尽なことだってありますよね。「喧嘩が多い」「着替えが多い」「けがをした」「親への負担が多い」「園での○○をやめてほしい」など…

子どもの成長に必要なことだってありますし、園の方針に従ってもらわなければ困ることだってあります。

クレームを受けないよう極力努力をする

極力、クレームを受けないように努力をしましょう。

例えば着替えが多めな子は、なるべく汚さないように気を付ける(トイレトレーニングのタイミングや、ごはんの食べこぼしなどの介助)、けがをさせないよう気を付ける(好奇心旺盛な子や乱暴な子に、特に注意を配るなど)持ち物を間違えないようにしたりなど…保育士にもできることはありそうですね。

喧嘩や園の方針に関しては、保護者に理解してもらうほかありません。

自分で手におえないと感じた場合は、早い段階で主任や園長に相談し、対応してもらうといいでしょう。立場が高い人間が出てくると、以外と引き下がる保護者もいます。

保護者に失礼な態度はとらない

保護者に対してタメ口を使ったり、子どもを呼び捨てにしたりと、失礼な態度はとっていませんか。知らないうちに保護者をイライラさせ関係が悪化していることも…気をつけましょう。

自分に心当たりはないけれど、保護者に嫌われているような気がするということもあるでしょう。

上にも書いていますが、保護者は自分の大切な子どもを預けていますので、信頼できる保育士でないと、なかなか心を開くことができません。

保護者の前でも元気な先生でいましょう

保護者の前でも元気で

保護者の前でも元気で

保護者の前で緊張したり、おどおどしていませんか。保育士である以上、保育のプロです。自信を持って保護者と接しましょう。

元気がなかったり暗いイメージの保育士だと、保護者側も不安になってしまいます。

多少、ミスをしても、元気で明るいイメージの保育士は交換を抱きやすいです。まずは元気に、積極的にあいさつすることを心掛けましょう。

こどもの様子は、ちょっとしたことでも話してもらえると、保護者側もこの保育士はちゃんと子どもを見てくれている、こんなところまで見てくれていると、安心してくれますよ。

口頭では苦手という場合は、お手帳を通じて伝えてみてはどうでしょうか。

そういう人なんだと割り切るのも大事

理不尽なクレームが続いたり、関係が上手くいかない保護者は、そういう人なんだと割り切ってしまいましょう。

自分から歩み寄るもの大事ですが、原因がはっきり分からないままいつまでもモヤモヤとしているのも嫌ですね。割り切ると、気持ちも楽になるかもしれません。

保護者との人間関係は、子どもの保育以上に気を使い、難しいものです。保護者のネットワークも幅広く、あの先生は…という噂は、あっという間に広がっていたりします。

ですが、頑張っている姿を、保護者は意外と見てくれていたりもしますよ。できることから、保護者との関係作りを行っていきましょう。

地域性もあるので、辛ければ転職してみても

保護者との関係が修復不可能なほどに溝が深まってしまい、辛いということもあるでしょう。子どもを保育するために保育士になったのに、保護者との関係ばかりに悩まされるのはとても辛いですよね。

保護者との関係の合う合わないは、地域性にも多少左右されることもあります。どうしても辛いならば、転職して新しい保育園で頑張ってみるのもいいでしょう。

地域が変われば、保護者との良好な関係を築いていけることもあります。頑張ってくださいね。