保育園は忙しい!仕事辞めたい…大丈夫!!保育士の資格が活かせる8つの施設

保育士の資格を活かして働ける8つの施設

保育園では、毎日の保育と書類、製作などに追われ、仕事はとても大変です。女性が多い職場ですので、人間関係に悩むこともあるかもしれません。仕事を辞めたくなることもあるでしょう。保育士の資格を生かせる仕事はたくさんありますので、転職を視野に入れてみてはどうでしょうか。

保育士の資格を活かして働ける8つの施設

保育士として働けるのは保育園だけではありません。保育士が働ける施設をそれぞれご紹介します。

乳幼児の親の代わりを果たす、乳児院

乳児院とは、何らかの理由により、親との生活が困難になった新生児から2歳くらいまでの乳幼児が生活をするための施設です。保育士は、いわば子ども達の親代わり。乳児院は小さな子どもを育てていく施設です。大変なこともあるでしょうが、やりがいのある仕事です。

子どもの生活をサポートする児童養護施設

1歳過ぎから18歳まで(特例で20歳まで利用可)の子ども達が生活をするための施設です。親との生活が困難になった子ども達が入所しますが、その理由は様々です。

児童養護施設は、子ども達にとっては生活をするためのもう一つの家となりますので、保育士は、子ども達の生活を全面的にサポートするのが仕事となります。

盲児施設は保育士の資格の他に、専門的な知識が必要

目が全く見えない子どもや、見えているけれど日常生活が困難な子どもが入所し、自立生活に必要な支援を行う施設です。目が不自由な子どもを支援しますので、点字などの専門知識を習得しなければなりません。

ろうあ児施設は手話だけでなく、コミュニケーション能力も求められる

耳が聞こえない子どもや、強度の難聴の子どもが入所し、社会生活に適応し自立した生活が送れるように支援を行う施設です。手話を通し会話をしたりと、子どもとのコミュニケーション能力が必要になります。

母子生活支援施設で、自立の支援を行う

何らかの事情により、子どもの養育が困難な母子家庭のお母さんと子どもが一緒に入所して、自立を目指す施設です。保育施設がある場合は保育士が必要となり、働くことができます。

商業施設の託児スペース、有料の室内あそび場

商業施設に託児スペースが増えてきています。ママ達が安心して買い物や用事が足せるように、保育士の資格を生かして働くのもいいですね。

有料の室内遊び場は、親子で利用する方がほとんどですが、施設の案内や子ども達に遊び方を教えてあげるなど、楽しい時間づくりのお手伝いができます。

支援センター職員は、保育や育児経験の豊富な方が向いている

支援センター職員は、子育てママと子ども達が集まる場を楽しい所にするという仕事です。時には、子育てママの育児相談を受けたり、託児を行う施設もあることから、保育や育児経験が求められる場合があります。

保育士資格がなくても、育児経験が豊富なボランティア職員などが行っている場所もあるようです。

病院で働く保育士もいる

主に病院施設で働く職員の子どもを保育する院内保育士と、熱や感染症のために保育園へいけない子ども達を保育する病児保育士、入院中の子ども達に遊びやコミュニケーションを提供し、ケアを行う医療保育士などがあります。

資格があれば、働ける場所はたくさんあります!

保育士の資格があれば、働ける場所は様々ですが、いずれの仕事も楽ということはなく、とても大切な仕事となります。

しかし、保育園での仕事は仕事量だけでなく、女性が多い職場ならではの人間関係や、保護者との関係、クラス運営の大変さなど、悩みはたくさんあることでしょう。

保育士の資格を生かせる、別の職業に目を向けてみてもいいかもしれませんね。