保育士を辞めたい、年度途中での退職はアリ?ナシ?

保育士を辞めたい、年度途中での退職はアリ?ナシ?

保育士として働き始めたのはいいものの、仕事は大変ですよね。辞めたくなる気持ちも分かります。しかし、それが年度途中だったら辞めるとは言いにくいですよね。年度途中に辞めたい場合はどうしたらいいのでしょうか。

ハードな保育士の仕事、辞めたくなる気持ちも分かります

保育士の仕事は大変です。日中は体力勝負、子ども達が寝たら急いでお手帳を書いて、降園後は明日の準備や掃除、更には書類製作にピアノ練習に製作準備や行事準備…それに保護者の対応までしなければなりません。

まさに、寝る間も惜しんで働いている保育士さんはたくさんいるのではないでしょうか。

こんなに働いているのに、女性の多い職業ならではの悩みといいましょうか、保育士は人間関係の悩みが多いとも言われております。

園によって環境は違うのでしょうが、こんなはずじゃなかった、子ども達ともっと楽しく充実した時間を送りたかったと思うこともあるでしょう。

本来、年度途中での退職は好ましくありません

本来、年度途中での退職は好ましくありません

本来、年度途中での退職は好ましくありません

どうしても我慢できず、辞めたくなくなる気持ちも分かります。でも、それが年度途中の場合は少し考え直していただきたいです。

子ども達の気持ちを考えると、年度途中で信頼していた先生がいなくなるというのは、とても悲しいことですよね。

特に子どもの年齢が上がるにつれ、先生はどうしていなくなってしまったんだろう…と考えるでしょう。そんな子ども達の気持ちを考えると、やはり担任が変更になる年度末までは、なんとか頑張ってもらいたいと考えます。

やむを得ない理由なら、年度途中の退職も

しかし、自分がどうしても我慢できない、また、妊娠出産など、やむを得ない理由での退職なら仕方がないですよね。

年度途中で退職するにしても、退職の時期だけは気をつけましょう。例えば、運動会などの大きな行事の直前に退職されてしまっては、行事の準備もままならず、子ども達の練習もできない、園も保育士不足で困ってしまうなど、多大な迷惑をかけてしまいますね。

行事の準備が本格的に動き出す前か、行事が終わってから退職を告げるようにしましょう。

退職は、14日前までに告げれば大丈夫です。有給消化などのことを考えると、保育園の場合は代わりの保育士を探さなければならないので、もう少し早い方がいいかもしれません。

無理してまで働く必要はありません

よほどの理由がない限りは、保育士は年度途中での退職は好ましくありません。

しかし、どうしても辛く、自分の体調が崩れてしまいそうなどと言う時は、退職しても良いのではないでしょうか。自分の体を壊してまで働く必要はありません。

年度途中で退職を告げるのは勇気がいるかもしれませんが、自分自身のためにベストな選択をしてくださいね。